ひろしさん こたえ>
いずれも単茎性、バンダ族の小型のランですね。アンプラシュームAscocentrum ampullaceum以外はかなりマニアックな種ではないでしょうか?私も未見です。
そういうマニアックな種は原産地情報をもとに推測で仮説をたて、それでだめな点を改善するという手探りの栽培になるのは已むを得ないのでは?ネットで拾えば画像はでてきます。学名で検索すれば言語はともかく結構な数の情報が得られます。とはいううもののやはり情報は少ないですね、、、
アンプラシュームは2.5号から3号の素焼き鉢で栽培されたものはかなり扱いました。胡蝶蘭と同じような管理でよいと思いましたが日光は胡蝶蘭よりはかなり強めが必要だとおもいます。
あとの2種は原産地情報からSchoenorchis fragranceは低温にはやや強めのセルーレア系バンダと同じような管理でよいと思われます。画像を見るとコルク付けが多いようですが、、、バンダは現地では空のバスケットが一般的ですよね。
一番難物そうなのがマダガスカル産Aerangis pumilioでしょうね。葉が広くて薄めで蒸散が多そうなのにマダガスカルの降水量は東京と比べてもさほど多くは無く冬場6月から8月(南半球なので)乾期で降水量がほとんど無い、、、おそらく湿度はあるのでしょう、、、そうでないと画像で判断されるその葉の薄さでは持たないですから、、、
この3種とも小さいですから熱帯魚水槽で管理するのは良い方法かと思いますが、理屈の上では、底に活性炭かゼオライトなどとともにを砂をいれ水をはれば湿度の問題は解決ですが、水槽内部で多少の空気の流れを作りたいですよね。小型で低出力のブロワーがあればOKですが、ヒータの発する熱の温度差による対流だけで足りるかどうか?あとは照明のタイマーですが、、、夏場13時間冬場11時間程度で、、、
アンプラシュームはバンダに比べると水分を好んだように記憶しています(胡蝶蘭ほどではないですね)。バスケット植えでもミズゴケが合った方が良いのでは?バスケットの芯には木炭片を入れておくとミズゴケが腐りません。
アンプラシュームではないですがまあまあ類縁性のあるVascostilis X Neofinetiaを私は20年ほど咲かせていますがバスケットに木炭をいれ、ミズゴケで植えつけたものが繁茂して今はバスケットが根と分枝した株ですっかり覆われています。そうなってしまっては植替えが不可能なんですが、この15年ほどそのままでも特に生育が衰えるということは今のところありません。画像参照ください。
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