胡蝶蘭（大輪、ミディ）胡蝶蘭生花の販売と胡蝶蘭の育て方　〜　生産農園で大切に育て胡蝶蘭をお届けします

ひろしさん　こたえ＞
カビのようなものがふわふわしたものであればカイガラムシ、ざらざらしたものならハダニです。
画像ではいまいち分かりません。

ふわふわしたものなら擦れば取れます。ふわふわ（カイガラムシの卵塊）が取れるとカイガラムシの本体のカサブタ状のものが見えるはず、、、それも柔らかい歯ブラシなどで擦り落としてください。

ざらざらした状態なら中性の食器洗剤でPG（プロピレングリコール）の入っていないものを2000倍に薄めた液で柔らかい布を使って洗い流してください。

カイガラムシもハダニも吸汁性の害虫で、葉の成分を吸われた株は弱りますし光合成能力も大幅に落ちます。どちらも蔓延前に対処が必要です。

カイガラムシの場合は擦り落としたあと、目に見えない幼虫を駆除するためにアクテリック乳剤を散布しておくことをお勧めします。

ハダニであれば水に弱いので、葉水を定期的に与えていればこのように蔓延することはありません。

回答有難うございました。ハダニのようです、園芸店でテルスタースプレーを購入して、酷い状態の物にスプレーして様子を見ます、疑わしい葉には水をかけて、広がらない事を希望してます。又よろしくお願いいたします

ひろしさん　こたえ＞
黒い小さな虫はハダニではありません。なんという虫かは私もわかりませんが、経験上、素焼鉢表面に出るカビ（胡蝶蘭の共生菌の菌糸）を餌にしていると観察しています。胡蝶蘭の害にはなりませんので気になさらないのが一番なんですが、、、水遣りを多少減らして鉢を乾かし加減にするとカビの発生が減るのでこの虫も減ります。
中性洗剤で洗い流す場合にはＰＧ（プロピレングリコール）やＢＧ（ブチレングリコール）を使うケースは稀かと思いますが、これらは薬害の惧れがありますので、入っていないことを確認のうえご使用ください。ただ薬剤と違って100％の駆除はできません。

ひろしさん　こたえ＞
コバエは腐敗した有機物がえさですから、植え替えのときに腐った根なんかが残ったのでしょうかね？デンドロに実害はありませんが、うるさいですから、気になるようであれば、アクテリック乳剤の８００倍くらいの液を鉢に灌注し、そのご鉢全体が入るポリ袋に鉢を入れ再度灌注して袋の口を閉じ一昼夜くらいそのままにしておきます。その間直射光にはあてないようにしてください。コバエの幼虫はしぶとく触れた程度では殺虫剤の効きが悪いのでガス化しやすいアクテリックの殺虫成分を袋に閉じ込めたままにしておく必要があるためです。あとはコバエの好む生ごみの密閉処理を励行し、室内の鉢に有機肥料を使わないなどの心がけが必要です。

ひろしさん　こたえ＞
ホコリダニかスリップス（アザミウマ類）の類の被害でしょう。退治は厄介です。ホコリダニなら葉水で防除効果があるはずですからスリップスのほうかな？ちょっと薬害のおそれがあるオルトラン水和剤が効果があるはずですが、、、まず管理人さんのお勧めのスプラサイドで試してみる手でしょう。ある種のアザミウマやダニにも効果があるはずですし、カイガラムシ類には効果が高い薬剤です。
ただ、この薬剤をこの鉢だけに散布しても成虫は逃げ出せると思いますので、ポリ袋で密閉直前の状態で散布、散布したら直ちに密閉して3時間くらいそのまま置いておくという配慮が必要と思います。
縮れた葉はもとに戻りませんが、退治できればその後に展開する葉は正常になるはずです。

ひろしさん　こたえ＞
ダンゴムシでしょうかワラジムシでしょうか？外見はそっくりで、よく混同されます。ダンゴムシは驚かすとくるんと円くなるのでダンゴムシですがワラジムシは這い回るだけで丸くはなりません。生態はネット上で見る限り似たようなものなのだそうですが、私の観察ではともに雑食ではあるがダンゴムシのほうが肉食性が若干強いとおもいました。ただ私の住まう北国にはダンゴムシが少なく観察例は多くはないので、確信はないですが、、、
普段は落ち葉などの植物性の遺骸が主でそのほか動物や昆虫の屍骸などを餌にしていますが、鉢に住まわれるとミズゴケを食べている分には良いのですが、稀に根の先端の成長点を食害することがあるので出来れば居ないほうが良いですね。私の鉢にも戸外で管理しているときに紛れ込んだものが栽培室で越冬する場合もありますが、冬季には殖えないのでほとんどなんの害もありません。その点はナメクジや小さなカタツムリとは大違い、特にナメクジは神出鬼没、花芽や新芽、根の先を食われてしまうので被害が大きいです。ナメクジの誘殺はビールですがワラジムシ、ダンゴムシの誘引捕殺剤としてデナポンという薬剤がホームセンターでは売られています。スミチオンなどの通常の殺虫剤よりは効果が確実とのことです。
私はあまり気にならないので這い出してきたものは捕まえて殺さずに戸外にぽいします。これらの虫も枯葉や落ち葉、動物屍骸の掃除という環境に大切な役回りがありますので本来の場所で職務についていただこうというわけです。

ひろしさん　こたえ＞
オンシツコナジラミかな？黄緑色にこだわればツマグロヨコバイかな？オンシツコナジラミは葉裏に蔓延することがありますが成虫は黄緑色というよりは白っぽいです。飛び方はよたよたした感じですが、、、ツマグロヨコバイは翅の先だけ黒いほかは黄緑色、大発生はなくせいぜい2〜3匹です・飛び方はわりにしっかり飛びますが、、、2〜3匹のツマグロヨコバイなら無視して結構です。
オンシツコナジラミならアクテリック乳剤の散布が手っ取り早いです。葉の裏の幼虫にも散布が必要です。

ひろしさん　こたえ＞
サイズを確認するのを忘れました。ツマグロヨコバイはアブラムシに比べればだいぶ大きいです。アブラムシ程度の大きさであれば有性世代の翅のあるアブラムシである可能性はあります。だとすれば厄介ですので殺虫剤剤が必要になります。

ひろしさん　こたえ＞
薬剤を使う前に次のことをお試しください。
家庭用中性食器洗剤を用意します。まず中性であることを確認します。アルカリ性は不可です。次にPG（プロピレングリコール）が成分として入っていないことを確認します。PGは薬害の出る可能性が高いです。
確認済みの食器洗剤を１０００倍に薄めて（1リットルの水に1ｃｃの洗剤）良くかき混ぜたものに鉢ごと１０分間浸します。引き上げる時に鉢表面をよく洗ってください。最後に鉢とミズゴケにしみこんだ洗剤成分を流水で洗い流します。

これで効果が無ければ薬剤ですが、ハダニに有効な薬剤は多数市販されているものの、赤ダニによく効く薬は実のところあまり知られていません。アクテリックもクモには効果が無いことは私の栽培室でも実証済みですが赤ダニはクモに生態が近いです。赤ダニは水に弱いとされていて雨に当てれば発生しないのですが、私の観察では静水ではなくて流水とか雨滴の打撃に弱いのだと思っています。界面活性剤で水浸しにして（呼吸困難にして）物理的に洗い流すのが最も有効であると思います。お試しください。

ひろしさん　こたえ＞
私の知っているものとは別の種類かも知れませんね。
翅のついた虫もいるなら薬害の少ないアクテリックからでしょうね。洗剤液は洗い流せばOKですからアクテリック灌注は特に時間を置かなくても良いでしょう。

ひろしさん　こたえ＞
アクテリックが効かないダニは何種かありますが、ハダニの中でアカダニ（カンザワハダニなど）には効くはずなのですがね、、、生活形態がクモに近いものにはアクテリックは効かないのは推定できますがピレトリンで効くとは意外な気がしました。ピレトリンは蚊取線香の主成分です。結局何ダニかは私には分かりませんです。
ただ一番最初にパイベニカをお勧めしなかったのは、ガス圧で噴射するタイプは気化熱による冷却も同時にしてしまうので、近づけて噴射すると真夏でも冷害を起こすことがあるからです。私はこれも薬害の一種として考えています。もちろん使用上の注意書きには「30ｃｍ以上離して」という文言が入ってはいますがね、、、

ひろしさん　こたえ＞
ハダニの症状のように見えます。ハダニは気温が高めで乾燥した場所で蔓延しやすく、葉水などを与えていればそんなに発生しないものですが、、、
ハダニはシンビジウムにつきもの、デンドロにも感染しやすいですが洋ランの中では胡蝶蘭は比較的多湿で育てるためか比較的に珍しいほうです。

対策としては、台所用中性食器洗剤（アルカリ性のものは不可）の成分にPG（プロピレングリコール）を含んでいないことを確認したうえで1000倍に薄めた溶液に株全体を鉢ごと3分間ほほど浸し、その後柔らかい布などで葉の裏表ともを念入りに洗います。この作業は明るい日の午前中に行ってください。その後清浄な水で洗剤分を洗い流します。
これで殆どのダニは流せると思います。

予防は、空中湿度を高めに保つこと、できれば湿度の下がる今月末ごろから毎日夕方葉水を与えることで実害は殆どなくなります。

ひろしさん　こたえ＞
ルーペで見てもあまり気持ちのよいものではありませんが、
>ザラザラと粉でも付けたみたいに
なるのが決め手です。
室内で乾く場所だとてきめんにハダニがつきます。繰り返しになりますが多湿の環境ではあまり蔓延しません。
ハダニは室内に置く観葉植物にも拡がりやすいです。アイビー、チャメヤシなどが特に好まれますね。ベンジャミナやガジュマルにもつきます。蔓延すると葉の色も吸われて抜けてきますし、葉が変形します。
同じものを戸外で雨風に当てて育てると全く被害に遭わないのですがね。室内に置いた観葉植物であまり葉の色がきれいでないものは、家の北側で直射光に当たらず雨にあたる場所においておくと見違えるようにきれいな葉がでたりします。

ひろしさん　こたえ＞
飛び回っているならコバエ（ショウジョウバエ、ノミバエ、キノコバエの小型のもの）と思いますが、根絶は難しいですね。とりあえず、鉢からいなくなってくれればよいのであれば、殺虫剤溶液を鉢に灌注すると良いでしょう。
私は定期的にアクテリック乳剤をカイガラムシ蔓延予防に散布するのですが、コバエにも有効なようです。
アクテリック乳剤の使用上限２０００倍で鉢に灌注してみてください。においがちょっと悪いですが、、、ネコナカイガラムシの予防にもなりますし、、、小型のカタツムリにも有効でもあります。

ひろしさん　こたえ＞
根絶が難しいというのは、一度薬剤灌注で退治できてもまたチャンスがあれば舞い戻る、というか再発生するものですから、、、
半年に一度は灌注でなくても、薬剤散布すれば宜しいのではないかと思います。