No.3661 2009/08/02 【種類:葉っぱについて、葉っぱが病気かな?の相談/葉っぱがなくなってしまいました】
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3月中旬に勤め先に祝い事があり、5株寄せ植えの胡蝶蘭をいただきました。
花が全て終わって、その後の手入れの仕方を調べていて、こちらのサイトを知り、参考にさせていただいております。
6月下旬に花芽を切り、1株ごとに植えかえてやりました。その際、身近で手に入る安価なものしかそろえてやれませんでした。
内容は、
1、洋ランの土(シンビジウム、カトレア用とかいてありました。木片や軽石もどきのようなものがミックスされた、非常に軽量な、土とは思えないような土です。)
2、プラスチックの鉢(直径12センチくらい)と受け皿
3、一般植物用液体肥料(リン酸、窒素、カリほか栄養素配 合、薄めずそのまま使えると、書いてあります。)
付いていたミズゴケを取り払い、黒くなって不健康そうな根を切って、1週間は水やりを控え、その後水を1株200ccずつぐらいやり、7月から肥料を4〜5倍にうすめて週1回のペースでやりました。
水がすぐ、下へ抜けてしまい、なんだか心配な感じですが、水やり後3日くらいたった頃、指を土へ差し入れて具合をみると、ほんのり湿った様子です。1週間くらいで乾いたかな、という具合です。
冷房のきいた事務所はよくないかと思い、現在あまり使用することのない、休憩室の和室の窓辺(東向き)において、日中はレースのカーテンをして、窓をあけておりました。皆が帰宅した7時以降は窓は閉め切って、真っ暗の状態になります。だだっ広い所なので、空気の循環は悪くはないと思うのですが、温度がどれくらい上昇しているのかは不明です。
7月の2週目くらいから、葉っぱに異常が現れました。真ん中あたりから、まるで内出血したかのように、黒とも茶ともつかぬ色に変色し始め、その周辺から黄色に変色し、ついには落ちてしまいました。肥料があわなかっか、日が強すぎたかと、思い、とりあえず、肥料を中止し、日ざしの強そうな日は窓の半分に、厚手のカーテンをして、胡蝶蘭をそちら側へやり、のこり半分にレースのカーテンをし、そちら側の窓をあけてやるようにしました。そして、葉の変色した部分を、神棚のお神酒用の日本酒で消毒したハサミで切り取ってやりました。すると内出血のような葉の変色は止まりましたが、下の葉から徐々に色褪せて黄色くなり、しわしわになって落ちて行き、どんどん葉が少なくなってきました。そして、ついに5つあるうちの1つの株の、たった1枚残っていた葉が、まだ緑できれいなのに、根元からぽっきり折れて無くなってしまいました。(泣)
その株の根の具合をみると、黒く変色したものが数本あります。残った4株の内、一番元気なのは、葉が5枚あり、上からみたところから覗いている根は緑がかって太く、立派な感じです。で、1番心配なのは、葉があと2枚しかなく、黒っぽくなった根があるようです。葉がなくなった株はあきらめるしかないでしょうか?
他の4株は消毒の必要があるでしょうか?植え替えたばかりなので、あまり、根をいじらないほうがよいか、どうすればよいかと、思い悩んでおります。また、今ある肥料はもう、つかわないほうがよいでしょうか。お神酒を流用したせいでバチがあたったのでしょうか!?(まさか!!)
なにがいけなかったのか、思い当たることだらけで、どうしたらよいか、混乱しております。
機器をもっていなくて、写真がお送りできません。これだけの文章では、判断にお困りになるかと思いますが、なにかアドバイスいただければ、と思い、すがるような気持ちで質問を投稿させていただきました。どうぞ、よろしくご教示お願いいたします。
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おそらく乾きすぎで弱り、葉のなくなった株はそれがもとで病気になったのでしょう。芯から腐敗が進行する、おそらくフザリウムというカビの一種が原因の病気と思われます。葉より先に茎が侵されますので葉が一見元気に見えても助かりません。
植え込み材料のシンビ、カトレア用は軽石とバークの混合物で、バーク単用より乾きが早いというか保水しません。保水が悪いので根が乾くことも必要ではあるが水分の好きな胡蝶蘭にはちょっと不向き、というか、水遣りを頻繁にしなければなりません。長期に乾かして急に多湿高温にするとフザリウム症が発生しやすいです。
元気な株の鉢はなんらかの事情でちょっとだけ水持ちが良いとか、植え替えた時点で生きた根の本数が多かったなどで、水遣りが同じペースでもよく耐えているのでしょう。
それと肥料はおそらく5倍に薄めてもまだ濃いでしょうね。普通の(地生の)植物に薄めずに与えるのならN;P;K=0.1:0.1:0.1はあるでしょうね。これを薄めずに与えるのはN:P:K=10:10:10の液肥をなんと100倍であたえるという、例え水遣りしたあとでも必ず害がある濃さです。これの5倍で500倍ですから絶好調の株ならなんとか耐えられるかもしれないという程度の濃度です。通常の胡蝶蘭ならN:P:K=10:10:10なら成長期でもカトレア用土でもすくなくとも1500倍以上で与えるべきですから、(ミズゴケの場合や安全のためにはさらに倍)ですから少なくとも15倍、安全のためには30倍に薄める必要があるのです。植え替え後ならさらに倍ですから、、、
調子の良い株は根痛みもなく根の保護層もしっかり保水できる状態で、水遣りと同時に吸水してしまうので、あとから濃い肥料を与えても(水持ちが悪いのもあいまって)いまのところセーフだったのでしょうね。この株は来年も開花見込みがありますから大事にしてください。
さて、根の傷んだ他の株は素焼鉢にミズゴケ植えしたいところですが、次善の策として、水遣りの際に水道水を掛け流すように、軽石やバークがしっかり湿るようにしてください。これを気温20度以上ある期間は毎晩行ってください。
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早速お返事を頂戴しありがとうございました。
明日からご指示の通りせっせと水やりを開始しようと思います。
肥料の件ですが、相当濃すぎたようですね。これまで、500mlのペットボトルの5分の1弱ぐらいまで液肥をいれ、水道水を残りいっぱいに入れ、シャッフルして与えていました。今後は、500mlのボトルに小さじ1と2分の1強(8mlくらい)と、いうことになりますでしょうか?
また、しばらく元気になるまで、肥料をやるのはお休みしたほうがよろしいでしょうか?逆にやるとすると、どれくらいの頻度がよろしいでしょうか?
植物を世話するのは十何年ぶりで、まったく初心者ですが、久し振りに、お世話してみると、やっぱり、かわいくなってきました。なんとか、回復してくれるようがんばってみようと思います。ご指導よろしくお願いいたします。
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たびたび申し訳ありません。
一番葉がおおくて根も太い株に気になる症状が現れました。
一番中心の一番小さな葉が黄緑色になって、葉のふちがしわしわになっているのです。次の日様子をみると、しわしわになっていた葉のふちが黒くなり元気がありません。前日にはきれいにみえていた周りのおおきな葉の中心の葉脈が茶色になり、まるで、茶色の筋ができたようになっているのです。(周りの葉は、しわしわにはなっておらず、筋ができた以外は普通の緑の葉っぱのようにみえます。)
この株が、文字どうり一番の「有望株」だと思っていたのですが、病気にかかったのでしょうか?不治の病ではないかと、とても心配です。
またまた、写真なしで申し訳ないのですが、よろしければ、アドバイスをお願いします。
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元気に見えていた株もやはりフザリウム症になっていたんでしょうね。フザリウムは弱った根から侵入し導管を通じて拡がって、内部から成長点を侵します。古い葉から症状が出るのではなく順不同、そのときの腐れの入り方次第なのですが成長点が先に死んでしまうケースは多いです。この株も成長中だった新葉に最初に症状が出たわけです。
フザリウムは根を弱らせなければ発症することは稀なんですが、根を傷めてしまうとそれに付け込まれる様に発症するようですね。やはり乾きと濃い肥料が根を弱らせたのだと思います。発症してしまうと有効な手立ては無いのが現状です。ほとんどの場合助かりません。
稀に株とフザリウムの折り合いがついて、成長点が枯れたままでも生き延びることはあります。その場合は脇芽で復活することがありますが、時間はかかりますね。
私は長年素焼鉢にミズゴケ植えで胡蝶蘭やカトレヤ類を栽培していますが、私の手持ちのランではフザリウム症の経験はないですし、軟腐病すら経験はありません。たまに黒点病や葉先枯れ病になることがあって、マンネブ剤(エムダイファーなど)の世話になりますが処置一回でOKというものばかりです。
肥料は忘れた頃にしか与えませんし、水も週一回だけの手抜き管理ですが、ほとんどの株が毎年花を咲かせます。私はご家庭で育てるのであれば素焼鉢にミズゴケ植えが一番安全だと思っています。やはり軽石混合の植え込み材料は胡蝶蘭にはあまり向いてなかったようですね。
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有望株は枯れてしまいました。
急いで、他の株を植え替えねば、とミズゴケと素焼き鉢を用意しました。しかし、素焼き鉢の入手に手間取り、鉢から出した時には、根が茶色になり全滅に近い状態でした。
そこで、ちいさんの記事を参考にさせていただき、レジ袋の底に根を出す穴をあけ、風通りのよいところへ、洗濯ものを干す道具を使って吊り下げています。
葉水を朝8時ごろと昼1時ごろに軽くしてやり、夕方6時ごろに、帰宅前ということもあり、袋の内側が水滴だらけになるくらいたっぷりしております。(朝みるとすっかり乾いています)
水のやり具合は、これくらいでよろしいでしょうか?葉水という言葉も今回はじめて知ったような次第です。
たびたび、すいませんがご指導お願いいたします。
追伸です。
私の住む地域は、気象情報によると、このところ最低気温23〜24度、最高気温30〜33度、湿度は60〜80%で、あと1週間はこのくらいの日が続く模様です。
株の状態は、1つは葉が3枚あり、短いでべそみたいな根が1本残っているのみです。葉は緑が濃く分厚く結構立派ですが、今日あたりは、さすがに次第にちょっと、しわっぽく疲れてきた感じです。
もうひとつは、葉が2枚あり、2センチくらいの根が1本、5センチくらいの根が1本の計2本あります。5センチの根は、大丈夫かな〜という感じだったのですが、触ると弾力があり、死んだ根とは、明らかに違う感じがしたので、残しました。こちらの葉は鉢から出す少し前から、葉がすこし黄緑っぽく、すこし弱よわしい感じでした。こちらも疲れてきた感じです。
両方とも芯の断面は黒くないようでした
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葉水は麻と午後4時頃と帰宅前の6時頃の3回与えてください。出来れば夜中、夜明け前にもう一回ずつ与えて欲しいのですが、、、勤め先では難しいのでしょうね。
胡蝶蘭は日中気孔を閉じますので周囲湿度60%以上あれば葉から湿度をあまり失わないのです。夕方夜間気孔を開くときに湿度が100%に近いことが消耗を最小限に抑えるコツです。
茎の断面が黒くないとするとフザリウム症ではないですから単純な根腐れでしょうかね、、、温度湿度環境は健全な胡蝶蘭の葉の生育に最適な気温湿度です。この時点での根腐れは痛いですね。
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アドバイスをありがとうございました。
さっそく、教えていただいたように、葉水をしております。
夕方6時〜朝8時の間、お水をやれないかわりに、濡れタオルを吊り下げてみたらどうだろうか、と思い試してみました。
蘭の入っていないレジ袋の中に、濡らして棒状に畳んだハンドタオルを吊り下げ、蘭を吊り下げた横に一晩一緒に吊り下げてみました。夕方少し水滴が落ちるぐらいに水を含ませたものが、翌朝まだ水分が残っていて、まだ濡れタオル状態でした。蘭にひっつかないようにしてやれば、多少なりとも、加湿になるのでは、と思うのですがどうでしょう?なにもしないよりは、マシかな〜と思うのですが、余計なことはしないほうが、よろしいでしょうか?
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それは良いアイデアです。できれば両側にl○lの形になるように配置できればなお良いかもしれません。
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でません…でません…一向に根がでてきません…
2枚葉の株はここから根がでてくるのかな〜と思うような目が9月のはじめに、ぽちっとできたのですが、そこからなかなか変化が現れません。
大きな方の葉は、黄緑色で縦じわがたくさん出ていますが、小さい方の葉は、あまり濃い色ではありませんがきれいな緑色でしわもありません。2枚ともよわよわしい感じで、そおっと扱わないと、葉がボロッとれてしまいはしないかと、いつも気をつかいます。
朝いってみたら、袋のなかで黄色になって枯れてしまっているのではないかと、心配する毎日です。しかし、緑の葉が残っている限りは、一縷の希望があるのではないかと、水やりを続けています。
いまのところ、ほかに打つ手はないものでしょうか?
この最近私の住む地域もだんだん秋の気配があらわれてきました。気象情報によると、最高気温27〜29度、最低気温17〜20度、夜間の湿度60〜70%、昼間の湿度50〜60%です。昨年の気象情報を調べてみましたら、来月10月には最低気温が15度前後だったようです。11月には一番低い気温が0度でした。
私があせっても仕様がないのですが、このままだと、越冬できるか(その前に生き延びてくれるか)と気をもんでおります。
こちらにもアドバイスお願い申し上げます。
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うーん、根気の勝負であることは確かなんですが、、、根の伸びが緩慢ですね。少し空気孔を大きくして湿度の高い低いの強弱をつけてみたほうが良いかもしれません。
また根の出始めた株には5000倍程度に薄めた洋蘭液肥(N:P:K=6:6:6くらいのもの)を葉水として週に一回のペースで与えてみてください。
それと、ちょっと高価なんですがメネデール(二価鉄イオンが有効成分)の200倍液を葉水すると根の出てない株にも発根を促進する効果はあるはずです。鉄瓶が身近にあれば水道水を鉄瓶で沸かした湯冷ましを葉水に与えてもメネデールの半分くらいの効果はあります。
戸外の最低気温が0度のときに室内は何度なんでしょうね、、、植えつけていない状態で濡れた状態でなければ+10度くらいまで下がっても悪影響はほとんどありません。
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お返事ありがとうございます。
これを機に私自身も鉄分補給をしようと、鉄野菜を買ってきました。メネデールだと、値段はともかく、大部分が余ってしまいそうでしたので…(鉄野菜というのは、南部鉄を茄子の形に作ったもので、黒まめを煮るときにいれる古くぎのかわりにしたり、お漬け物を色よく仕上げるためにぬか床にいれる台所グッズです)
この鉄野菜水は、2葉の株以外の株にもあげてもよいものでしょうか。それとも、肥料をあげるのだから、それ以上に他のものをあげないほうがよいのでしょうか?
気温の件なのですが、実は私も外気が0度の時、室温はどれくらいなんだろう?と思いました。と、いうのはランのお世話をするようになるまで、気温や湿度などさして気にかけたことがなかったからです。夏に「暑いとおもったら、30度越えたんだって〜」などと、ぶつぶついう程度でした。
私の住む地域は、日本の中でも温暖で住みやすいとされる地方で、冬2月ごろに1回2〜3センチの積雪があるきりで、2回も降ると「今年雪多いね〜」などというところです。
防寒対策としては、いまのところ、スーパーで発砲スチロールの箱をわけてもらって、新聞紙とシュレッダーの紙屑でクッションを作って詰め物にしようか、と思っております。
今日2枚葉の株をみると、根の目がこころもち、ふくらんできたように、見えます。また、若い方の葉っぱの奥に、赤ちゃんの爪のような若葉がみえるような気がします。気のせいでなければよいのですが…
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冬の終わりに多少の降雪がある、という気候は関東南岸ですかね、、、室内であればおそらく5度くらいは保つんではないでしょうかね?建物の構造にもよりますが、、、関東南部の住宅は夏を旨として建てられる場合が多く意外に冬寒い場合がありますが、熱容量の大きな鉄筋コンクリート造のビルなどでは10度以下にならない場合もあるでしょう。
温度計で出勤時に朝の気温を確認し、10度を割りそうな気温になったら、夜間トロ箱に納めるなどの保温を考慮すればよいと思います。
朝の最低気温3度の環境でもトロ箱に納めて越冬させたこともありますので、保温の仕方ではそれ以下でも対処は可能と思います。
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その後、2枚葉の株は芯が真っ黒くなって枯れてしまいました。弱ったところへ、病気につけこまれてしまったようです。(泣) メネデールのミニサイズをみつけたので、よろこんで買ってきたばかりだったのに、残念です。
4枚葉の株は元気に成長をして、現在根が、4本になりました。それぞれ、4センチ、3.5センチ、3センチ、2.5センチぐらいです。1枚でてきていた新葉もおおきくなっています。
この株をいつごろ植えつけるべきだろうか、と思っています。他の方の疑問へのお返事の中で、5センチ以上の根が3本以上あれば、植え付け可能と書かれていたと思います。
私の株はもう少し成長が足りないと思うのですが、季節的にそろそろ、成長が止まる時期ではないでしょうか。
昨日外気が10度を割って5度になりました。明日からは少し持ち直しそうですが、昨年の実績からすると、あと2週間ほどで、また冷え込みそうです。本日朝8時の室温は15度、湿度は60%でした。
以前くださったお返事のなかで、植えつけていない状態で10度までは、耐えますよとのことでしたが、冬越しのためには、少し早目でも鉢に入れてやったほうがよいでしょうか。それとも、ポリ袋いりの状態で冬越しさせて、暖かくなって根が5センチ以上まで、のびてからのほうがよいでしょうか?
また、ポリ袋で冬を過ごす場合、水やりは、どのくらいにしたらよろしいでしょうか。やはり、控え気味にするのでしょうか?
おそれいりますが、御教示くださいますよう、よろしくお願いいたします。
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植えつけたほうが管理が簡単になりますので植えつけたほうが良いかな?、、、多だし、くれぐれも根をいためないようにそっと、ミズゴケにくるんでそっと鉢に納めるという方法で、、、本格的に植えるのではなくて柔らかめの「仮植え」でよいかと思います。
植えつけたときの水遣りですが、通常の水遣りではなくこれまでどおりの葉水と鉢へは表面がしっとり濡れる程度に葉水の延長という感じで与えます。夜間は保温と保湿を兼ねて段ボール箱に納めさらにそばにぬるま湯を張った皿に蒸散面積を増やすためのタオルを入れたものを置いておけばよいでしょう。
外気が5度のとき室内が15度なのであれば、最低でも10度をちょっと割るくらいかな?なのであればダンボールだけでOKかと思います。室内が5度程度まで下がるのであれば、ダンボールに納めそれをプチプチのシート(エアーキャップという商品名でホームセンターで売っています)でくるみ、さらに大きなダンボールに納めるか、あるいは発泡スチロールのトロ箱に納めるかすれば大丈夫です。
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早速 お返事いただきありがとうございます。
2点ほど疑問があります。
現在、週1回 5000倍に薄めた液肥をあげていますが、こちらはそろそろ中止したほうがよろしいでしょうか?
また、植え付け後夜間は段ボール箱へ、とのことですが、昼間はもうビニール袋をかぶせなくてもよいのでしょうか?
たびたび、すいませんが、お教えください。
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最低気温が15度以上で、根が成長しているようであれば肥料は続けてかまいませんがミズゴケに植えれば肥料持ちもよくなるので2週に一遍とするか、週一のかわり濃度を1万倍まで下げるかにします。最低気温が15度を割る場合には施肥は中止してください。
昼間のダンボールはそろそろ必要ないでしょう。もともと胡蝶蘭はCAM植物で、昼に気孔を閉じるので、昼間の湿度低下にはかなり耐えられます。夜に気孔を開けてガス交換するのでその時に湿度が高いほうが葉からの水分ロスが少ないのです。そのために「夕方と就寝前の葉水が効くよ」ということを申し上げているわけですし、就寝前が不可能だと言うことで回りに濡れタオルをぶら下げるなどの工夫もしていただいたりしたわけです。
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また、気温が盛り返してきて暖かくなりましたので、もう1週間いまのままで、様子をみて、本格的に寒くならないうちに、教えていただいたように植え付けてやろうと思います。
春には、また、元気に成長してくれるよう願いつつ、温度と湿度に気をつけて、冬を乗り切ろうと思います。
ありがとうございました。
また、困ったことがありましたら、お知恵をお貸しください。
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全開のお応えに誤りがありました
誤)昼間の段ボールは必要ない
正)昼間のポリ袋は必要ない
でした。文脈からご理解いただけていれば良いのですが、、、
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ご丁寧にありがとうございます。
植え付け後昼間は葉っぱを露出していても大丈夫と、いうことですね。
気象情報でいよいよ冬型の気候になるとの予想がでたので、10日ほど前に植え付けました。
緑色のきれいな根が、あちらこちらに向いて延びてくれるのをみるのが、楽しみだったので、根が隠れてしまい、すこしさびしいです。しかしその反面、葉水をあげる時に、誤って根を折ってしまいはしないかと、いつもヒヤヒヤしていたので、ちょっと気楽になりました。今は新葉がおおきくなるのを楽しみにしています。
近頃、最高最低温度計というものの存在をはじめて知り、早速購入いたしました。いままで、普通の家の最高最低温度を知るためには、温度計のそばに、じーっと張り付いて測定しなければわからないもの、と思っていました。
先日、外気が12月下旬なみに下がったとき、胡蝶蘭を置いてある事務所の、帰宅後の夜間温度を測定しましたところ、最高気温が18度、最低気温が12度でした。これならば、たいした設備がなくとも、この冬を乗り切れそうな希望が見えた気がします。うれしくなって、こどものように、あちこちの最高最低温度をはかっては、ひとり悦に入っております。
では、ますます寒くなりますので、ご自愛くださいませ。
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空中で出た根は過湿には強くありませんから、くれぐれもミズゴケは乾かし気味にして、葉水も継続してください。要するに環境ががらりと変らないように管理のしかたも徐々にしか変えられないのです。
また冬季15度を割る最低気温であれば、ミズゴケは乾き気味のほうが良く、湿度補給は葉水を主に行うのが時宜にかなうので、その線で越冬なさると経過が良いと思います。
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