プロフィール 愛華園芸の安心サービス ご注文から発送までの流れ 愛華園芸農園のようす スタッフ紹介 スタッフ募集中 愛華園芸動画 個人情報保護の約束 特定商取引法の表記 愛華園芸の概要 愛華園芸の環境対策 お問合わせ先・地図
■栽培のこだわりは、美しく咲き長持ちする胡蝶蘭を作ることです。最も良い胡蝶蘭に育つよう、最新の技術と最良の手間をかけます。
■販売のこだわりは、花を右から左へのような仕事はしません。大切に育てた胡蝶蘭を最適最良な手間ひまをじっくりかけ、良い品質でお客様へお届けし、喜んでいただくことです。
胡蝶蘭の育て方や病気の対応などを紹介しています。
TOP>育て方質問Q&A メニュー>葉っぱについて/病気かな?(不健康な葉) 3
ひろしさん こたえ> 旺盛に成長してはいるようですが、割れを含む葉の変形、両端の褐変、それに表面の凹凸も気になります。生理的なものかも知れませんが、ウィルス病である可能性もあります。けれども、この画像だけから断定できることではありませんし、仮にウィルスだとしてもどんな病原性のウィルスであるのかについては全く不明です。 ウィルスなら何でも廃棄処分というむきもあろうかと思いますが、生物である以上全くのウィルスフリーはむしろ難しいことであるという立場で物事を見ている私からすれば許容できるウィルスもあるということもあるのです。
例えば他のラン科植物に感染の危険が無い場合は今後の株の成長の推移を観察するゆとりはありますからね。 花の変形が無い、成長もそんなに阻害されない、だけれどもウィルスくさい株(カトレヤですが)は実は私もそのまま育てています。というよりいつの間にか育てている株がそうだったという事情でいまさら隔離しても手遅れなので開き直って育てているだけなのですが、、、毎年開花しますし、、、。
3枚目の葉裏の画像の基部側にある白いものは何でしょう?ひょっとしてカイガラムシ?ということはないでしょうか?
またラン科の植物はこの胡蝶蘭以外に栽培されていますでしょうか?
ウイルス病の疑いがあるのですか・・・ なにか処置は必要ですか?
ウィルスについて私見ですが補足いたします。ウィルスやウィロイド(ウィルスもどき)の種類は多く、またウィルスの常として世代交代が早いので変異の発生も早く、ウィルス症の症状も当然のごとく多岐に渡ります。宿主に対し毒性の強いものからほとんど無いものまで多様です。 すぐに廃棄処分とすべきなのは害の大きいもの、感染力のつよいものが当然対象になるのですが、花の変形をもたらしたりして観賞価値がなくなるタイプのものもやはり廃棄処分対象にはなりますね。 感染は、アブラムシや場合によってはカイガラムシなどの吸汁性の害虫とハサミやピンセットなどの金物経由が多いです。 ウィルスは基本構造である核酸とそれを覆っている蛋白質や脂質からなっている単純な構造で、アルカリ性の界面活性剤に弱い性質があります。第三燐酸ナトリウム(商品名ビストロン)という蛋白質や脂質を破壊してウィルスの機能を奪う強いものもありますが、素手では扱えないなど取り扱いが面倒です。 家庭園芸ではアルカリ性の普通の固形石鹸を使って念入りに洗うことでも(100%ではありませんが)それなりの効果がありますので刃物と手は一鉢ごとにあわ立てた石鹸でよく洗うことで、ウィルスのほかにも雑菌を防ぐ予防効果があります。
他の鉢にも気をつけて様子をみながら、このまま頑張って育ててみます。 本当にありがとうございました。また何かありましたら、ご相談させてください!
さて現状からですが、これで黄変が止まらなければ、枯死ですが、葉のツヤから言ってもおそらくこれで止まるかと思われます。水遣りせずにもう一週間おいてみてください。
フザリウム症は茎の内部(導管部)がフザリウム菌に冒される病気で、しかも導管全周が一時に冒されるのではないので明白な症状がでにくく、他の症状と紛らわしく診断が難しいので、発見できたときには既に手遅れになりやすく致死率は非常に高いです。そのうえ悪いことに、茎内部の病気なので、外部からの薬剤塗布はほとんど効果がありません。罹患部の除去という外科手術のみ有効なのですが、単茎性の胡蝶蘭は患部を除去すればほとんどの場合根なしとなってしまい、生存が難しいのです。複茎性のカトレヤ類などは健全なバルブが一個残せれば救えるのですが、、、
フザリウム菌はどこにでもいる真菌類です。健全に育っているときにはほとんど悪さをしません、というか出来ないのです。この場合のように水切れと急な風に吹かれて調子を狂わして免疫力が低下したときにのみ牙をむくという、日和見型の病気です。弱らせなければ発症しないので、健全に育てるのがもっとも有効な予防法です。
一番最初に「かりかりに乾かしてそのたっぷり水遣りをした」ことにもっともっと注意を払うべきでした。その時点でフザリウム症かも?と疑えなかった私としては診断の不明を恥じるばかりです。最初の時点でフザリウムだとわかっていれば、、、茎の下部を切断して、罹患部を除去して、陰干しのあとポリ袋に長期入院でひょっとすれば救えていた可能性は0ではない、、、困難な道程には違いませんが。
実は私も自分で手に掛けた胡蝶蘭はフザリウム症の経験はないのですが、セントポーリアでは何株も経験があります。引き金は水切れ後のたっぷりの水遣りであったことに気がつくまで6割程は死なせ、先端の芽挿しで4割ほどは救えたのですが、芽挿しが簡単でない胡蝶蘭は仮に患部を除去できても、根無しとなるため生存はセントポーリアよりははるかに難しいのですが。 ちなみにセントポーリアの場合は水持ちの良い組成に用土を換えてからフザリウム症は経験してません。セントポーリアの場合は水切れしにくい土に換えただけでフザリウム症は発生しなくなったのですが、胡蝶蘭にはこんなに簡単な解決法はないのでとにかく弱らせないことしかないですね。
いろいろありがとうございました。 次回は気をつけて・・・と思ってます。
ひろしさん こたえ> この葉の様子は通常の日焼けにしては少し異常です。ウィルスの疑いもあるのですがそんなに可能性は高くないようにも思います。ただの真菌感染症としては症状に疑問が残ります。黄色の部分の増え方は速いのでしょうか? この葉は「一番上の葉」ということですが、いつ展開した葉なのでしょうか。会社にあった時から既にあった葉でしょうか?それとも管理を引きついでから展開した葉でしょうか? また出来れば株全体の様子の画像も拝見したいです。
本日撮った黄色い部分の葉の写真です
本日葉の根本を切ろうとしたら、自然に半分ぐらい切れていたので簡単にとることができました。 ベントトレートを塗布しましたが、今回のみで宜しいのでしょうか?定期的に塗布したほうが良いのでしょうか?
葉の根元をとった胡蝶蘭です。
ひろしさん こたえ> 花茎がおそらくカビ性の軟腐病になったのですね。これは即座に根元から切り取り、変色した葉も切り取り、切り口と花茎のつけね際、葉のつけね際全周に、殺菌剤エムダイファーを絵の具程度の硬さに濃く溶いて筆で念入りに塗布してください。いくらでも早いほうが良いです。
やっと一週間がたちました。ひろしさんはもうGW休暇に入っていますか?2度目の殺菌剤の塗布後も日々葉が弱っているようで、長い一週間でした。お水も与えていないので、ミズゴケもかさかさです。下の2枚の葉は(写真012&013)は黄色くなったまましおれかかっています。下から3枚目の葉は、反対側も黒くなってきて、元気がなくなってきました。そのわりに、茎は花芽もついたまま、しっかりしているように見えるのですが、助けることはできませんか?ご指導のほどよろしくお願いいたします。
ハイポネックスの「そのまま与える」はそのまま与えないでください。胡蝶蘭なら30倍に薄めないと危険です。また今は病気がとまったことの確認はまだですから、水以外は与えないでください。
新葉が出始めたら(暫く先です)施肥しますが、そのまま与えるのは害が多いですから5ccを150cc(コップ8分目)の水に溶かしてから与えてください。
胡蝶蘭を上手に育てるには、環境から まずは胡蝶蘭の自生地での生育環境を知ろう! 詳しくは こちら
胡蝶蘭の園芸相談Q&A メニュー [1]が最新ページです。ページ数が大きいほど古いページです。
●根の異常 | 1 | 2 | 3 |
当園ではメッセージカード、立札もすべて無料でおつけしております。フリー文対応で、ご注文者様からお預かりした大切なメッセージを基に、一枚一枚、心をこめてお作りいたします。